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2012年6月28日 (木)

香川照之が、市川中車になった!

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6月8日(金)に、新橋演舞場で、香川照之の襲名披露公演を観てきました。

 

 ずっと、香川さんのこと、見守ってきました。香川さんのご両親が結婚をした時、香川さんが生まれたとき、ご両親が離婚されたとき、香川さんの小学校の入学式、猿之助さんと藤間紫さんの不倫騒動、その後の結婚、スーパー歌舞伎の成功、香川さんが実の父親の猿之助さんから「子ではない」と言われたこと・・・・・・

 歌舞伎初舞台とは思えぬ、香川さんの堂々とした役者ぶりに、胸が熱くなりました。こんな日がくるなんて、予想もしていませんでした。

 

 有名な映画には、脇役として、いつも顔を出していた香川さん。TVやCMでも、何度も見かけました。猿之助には、こんなに才能豊かな、優秀な実子がいるのに、どうして、猿之助の跡を継げないのか、不思議でした。

 それに、香川さんは、お父さんを慕っていたんですものね。慕っていて、慕っていて、お父さんから、「私の子どもではない」なんて、拒否されて。 

 

 猿之助の気持ちは、わかりません。が、彼自身、幼いころから親と離れて、祖父である、初代猿翁と暮らしていた生い立ちをみれば、親子の情愛というものが、少なかったのかもしれません。201268_3

  また、18歳の猿之助が、歌舞伎役者として、後ろ盾が欲しいときに、祖父と父親が同じ年に亡くなるという不運にみまわれています。24歳で父に会いに行った香川さんと、18歳から後ろ楯もなく這いあがってきた自分が、ダブったのでしょうか。

 7月初めに、結婚式をあげる息子と、よく観たスーパー歌舞伎。「ヤマトタケル」「リューオー」「オグリ」「新八犬伝」などが、甦ります。息子が好きだった、澤瀉屋の得意な立ち回り、豪華絢爛な衣装。あの、きらびやかな舞台に、香川さんが立っているのです。夢が、現実になった瞬間です!

 私の息子は、香川さんほど立派ではないし、さして苦労もしていないけど・・・・父親と母親が通った池袋の店で、デートを重ね、新婚旅行も親と同じ京都でした。私たちは、いい父ではなく、いい母ではなかったけれど・・・・・親子の縁て、不思議なものです。目に見えないだけ、不思議ですよね。